●極上和本YM4588●白山参詣記 新潟白山祭礼記 稀書往来物 他に所蔵無し

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■白山参詣記[新潟白山祭礼記]
【判型】半紙本1冊。縦237粍。
【作者】橋本清林作・書。
【年代等】文政11年1月作・書。
【備考】分類「往来物」。著者直筆本。著者は越後国北蒲原郡土橋新村(現・新潟県阿賀野市)住人。『白山参詣記[新潟白山祭礼記]』は、奥州南部の老僧2人が、「四方の梢は花盛り」という3月に越後新潟見物に行くという想定で起筆し、この頃の山里の風景を縷々記した往来物。南部から新潟に向かう道中は、名所旧跡等の地名には触れずに、山里の春の風景や山菜・農作物、周囲の山々の眺め、山間部の天候、山川草木・花鳥、山里で働く人々等の様子を綴りつつ、旅装束や道中の楽しみ、入浴・食事・就寝・起床など旅宿の一時など旅のあらましを臨場感をもって綴る。新潟に入ってからは「古町旅籠屋に宿を取る。其名は南部屋奧右衛門と申処に一宿仕り…」と具体的な記述に変わり、新潟見物を旅宿の主人に依頼し、彼の案内により、新潟の町の由来や、新潟の鎮守白山大権現の結構や祭礼の様子、門前町の繁栄ぶり、種々の物売りや堂寺伽藍再建の奉加人等の様子、仏前に献花し南無阿弥陀仏の名号を唱える人々の柔和な顔、この世とあの世の極楽などに思い致すうちに仏菩薩の有難さに思わず歓喜の涙を流したことを告白し、さらに、四季の様々な草花について述べ、沿道の薬売り・軽業師・絡繰師・猿回し・傀儡師・独り相撲その他の大道芸人や音曲師の賑やかな様子、各種鳥類、諸芸能、茶屋の様子と各地の名酒、茶店で提供される魚介類や料理、団子・饅頭や種々の人形・お面等の土産物や売り声などを紹介した後、西日も傾く頃合いになり、店仕舞いする商人が、「今度、売損有ふかと心元なく思ひしに、存の外の利潤有り。是も白山様の恵か」と志し有輩は、白山様え打向ひ礼拝してぞ帰りける。老僧方は参詣の次第を悦て旅籠屋えと帰りける」と結ぶ。以上のように、宗教的な法悦や感慨を随所に鏤めらるのが独特である。
★原装・題簽付・美本。稀書(他に所蔵無し)。

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