●極上和本YM4710●〈至孝〉自然生[伊賀国東条村孝子留松伝](明治期再刊)稲垣景直編 石門心学

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■〈至孝〉自然生[伊賀国東条村孝子留松伝](明治期再刊)
【判型】半紙本1冊。縦240粍。
【作者】稲垣景直編。信美(談・窓塵翁)跋。
【年代等】天明4年2月、岸勝明序。天明4年2月刊。[伊賀]文弘堂板(後印本蔵板者)。明治以降再刊(「孝子留松建碑事務所」の朱印を押す)。
【備考】分類「心学・伝記」。『〈至孝〉自然生[伊賀国東条村孝子留松伝]』は、伊賀国阿拝(アエ)郡国府の郷、東条村(現・三重県伊賀市東条)小百姓忠七の娘りん(輪)と養子佐吉との間に生まれた2人兄弟の弟、留松の孝子伝。留松は病気の祖父・母のために幼いながら孝行に尽くした。その孝心が讃えられ上野城にて褒美を授かるまでの経緯を記す。/留松は、東條村の貧しい家に生まれ、早くに父を失ったため、幼い頃から病気の祖父と難病の母に孝養を尽した。母の死後も、祖父の面倒を見ながら、両親の墓を毎日大切に守ったため、天明3年(1783)に藩主よりその孝心が認められ褒美を頂いた。その直後に刊行されたのが『至孝自然生』であり、留松が褒賞されるまでの経緯や、周囲の村人達の様子などが詳しく描かれている。それは著者の稲垣景直が留松の褒賞に直接関与した人(大庄屋)であったことにもよる。なお、本書のほかにも留松の伝記は多く、「孝子伝」として4度も書かれたのは留松だけである。いずれもほぼ同じ内容だが、『至孝自然生』の書名は、作者が留松を評した「是天性自然と云つべし」に由来する。9歳ながら己を顧みず、ひたすら祖父と母に尽くした留松を目の当たりにし、彼の孝心は「天から授かった、全く生まれながらのものであると言わざるを得ない」という感動をそのまま題名にしたようである(三重県立図書館HP参照)。本書とほぼ同時期に、鎌田一窓作、天明4年跋・刊『〈伊州東条〉孝子留松伝』が京都で刊行されたが、底本は伊賀板(田舎板)で極めて稀少なもの。
★原装・刷外題・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、明治期刊本が、15,000~25,000円】。


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