●極上和本YM3228●土佐日記創見 香川景樹 頼山陽序 天保5年秋初刊 明治初年後印 紀行注釈

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

■土佐日記創見
【判型】大本2巻付録1巻5冊。縦254粍。
【作者】香川景樹(香川式部)作。頼山陽・平正澄序。
【年代等】文政6年2月作。天保5年秋初刊([京都]河南儀兵衛ほか板)。明治初年後印([京都]橘屋四郎兵衛板)。
【備考】分類「紀行・注釈」。『土左日記創見』は、江戸時代後期、文政6年に成立し、天保5年に刊行された、香川景樹の手になる『土左日記』注釈書。香川景樹(1768-1843)は、『古今和歌集』を理想と仰いで作歌に励み、「桂園派」と呼ばれる一派を立て、高く評価された歌人であるが、他方、古典の研究においても、本書をはじめ『古今和歌集正義』『百首異見』など優れた業績を上げている。『土左日記創見』は、香川景樹が、歌人であるとともに古典学者でもあった自身の特質を生かした、『土左日記』注釈史上に残る業績である。底本に季吟の『土佐日記抄』を用い、対校するに善本を得がたかった状況にあったこともあり、現在の水準から見て、明らかに誤りと考えられる点もありはするが、作品全体を視野に入れて文意を理解しようとする姿勢、作者貫之の創作過程に踏み込んで文章を読解しようとする態度をもって進められる解釈からは、今もなお学べるところ、学ぶべきことは多い。例えば、1月7日条に見える、「わらは」の詠んだとされる「ゆくひともとまるもそでのなみだがはみぎはのみこそぬれまさりけれ」という歌のなかの「なみだだは」について、「みぎははまさる」という表現の例を貫之の2首の歌から引き、その造語であった可能性を指摘し、『土左日記』所載歌の意味を考え直す必要性を示唆しているのである。…中略… 本書は、いまも、古典文学を学ぼうとする人にとって、現代の諸注釈を学んだ後、より深い研究を進めるための優れた手引となるものだと考えられるのである(奈良女子大学学術情報センターHP参照)。
★原装・題簽付・状態概ね良好。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、写本2冊本が、27,500円】。

残り 1 13800円

(2 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 05月01日〜指定可 (明日12:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥299,000 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから