朝比奈頼母泰亮書状 菅居刑部宛/河内狭山藩 北条氏 安産祈願 古文書【23-0617-2】

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【状態】虫損、16.3×43.5cm
河内狭山藩・北条氏の家老、朝比奈頼母(泰亮)の書状。
この北条氏は、北条氏規がルーツである。
氏規は、秀吉の小田原攻めによる北条氏滅亡後、徳川家康の娘婿であるという理由で許された。
息子の氏盛が狭山藩1万1000石の藩祖となり、北条氏は明治維新まで存続した。
朝比奈は学者としても著名。
宛名の菅居刑部は、現在の大阪府羽曳野市に在住の神主。
書状の内容は、朝比奈の妻が安産だったため、安産祈願をしてくれた菅居に御礼と贈り物をしている。

【翻刻】
  尚々、産所ニ而弥母子
  息災ニ御座候、御心安思召
(以下行間)
  可被下候、心事面上ニ御礼旁
  可申述候、以上、

一筆令啓上候、今度
女共致安産、母子共息才ニ
御座候段、偏貴様御影と
忝大悦仕候、依之御肴
一種・御樽代三百疋、令進
入之候、聊御祝儀之印
迄ニ御座候、女共も能々相
心得、御礼申進候様ニとの
御事ニ御座候、御代官様
御内証も能々御心得可
被下候、万々期後喜之時候、
恐惶謹言、
       朝比奈頼母
 八月廿三日    泰亮(花押)
 菅居刑部様

【現代語訳】
一筆お手紙を申し上げます。今度、妻が安産で出産し、母子ともに息災であることは、なんといってもあなたの御祈願によるものであると、ありがたく喜んでおります。そのため、御肴一種と御樽代(酒代)三百疋(三貫文)を、贈らせていただきます。ちょっとしたお祝いの印でございます。妻もよく心得ており、あなたに御礼を申し上げるように、とのことでございます。御代官様のお考えもよくよくお心得ください。色々と、後のお手紙をお待ちしております。恐惶謹言。
追伸。産所にて、母子ともに息災でおります。ご安心ください。私の気持ちは、あなたにお会いした時に、御礼ともども述べさせていただきます。

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