大変貴重なアンダーソン土器　彩陶大壷です。

特に珍しい楕円形の形状をしており

底が丸なので

座りをよくするために

専用に仕立てられた

画像の通りの台座が付属します。

最初にこのような土器を発表した

スウェーデンの考古学者の名前をとって

アンダーソン土器といい、

紀元前2600～紀元前2000年頃に

中国黄河の上流域で焼かれていました。

当時の人々の願いが込められた

呪術的意味のある

直線などの幾何学文様を

様々な組み合わせで散りばめられていて

当時を知る貴重な資料でもあります。

歪み少なく

薄くこれほどの大きな器を作る技術が

当時からあった事は驚きと同時に

東洋の技術力には感服させられます。

ほぼ無傷と言って良いですが

あえて言うならば

胴回りによく見ないとわからない

とても細い窯傷(焼成時由来と思われるヒビ)

があります。

これを欠点と見たとしても

総じて奇跡的なコンディションと言えます。

大型の大変貴重な考古資料ですので

水を入れての確認は控えさせていただきました。

草花を活けるとしましたら

大きなお椀のような器に剣山を仕込んで

お飾りください★

サイズ(約寸)

直径36ｃｍ

高さ26ｃｍ

外口径25ｃｍ

内口径18ｃｍ

重量３ｋｇほど

付属品

台座付き

貴重な古代の遺産ですので、

大切に後世に伝えていただきたい逸品です。

古に思いを馳せて♪